正月はゆっくりしたいから
挨拶に来なくていいという母
毎年恒例だから行くと言う夫
間に挟まり困った私の提案で
じゃあ手前に年末の挨拶に行こうということになり
まだ雪も残っている実家に行ってきました
24年後の私
先日話を聞いたばかりなのに、私が到着した途端に始まるマシンガントーク。だいたいいつも内容が同じで、おじさんが骨折しただの、近所のだれそれが入院しただの退院しただのという話が主だから私は聞いてるように相槌を打ちひたすら母の顔を見ていました。
私の24年後が母なんです。私は母とは違って口数は少ないのですが、やはりどこか性格が似ている。
7人兄弟がいる中で育った母は口から生まれたのか?と言いたくなるぐらいよくしゃべります。忘れないうちに覚えている事を早く私に言いたくて必死でしゃべりますがあまり興味がない話ばかりだから内容は入ってこないし、それより私は自分の将来の顔を眺めているのです。
どうすればこんなにしわが増えないようにできるか、シミは私より少ないからなんでだろうとか、うなずいて話を聞いてるフリをしながら将来の顔を観察しているのです。
夫に「24年後の私です」と母を指して言ったら苦笑しておりました。母はツボッたのか大笑いしていました。
実家の裏山
雪の名残もそのまま放置、誰も倒木の始末ができない。
また時間が取れる時に夫と来て片付ける事にしました。集落も年寄りばかりで、近所も雪で木が倒れたり小屋が潰れたりしているけど放置のままの所が多い。仕方のないこととは言え少し悲しい。
年末年始に若者が帰って来てこういった雪の後始末をやってくれると近所の人たちも安心だろうに、何か災害が起きてもすぐに片付けなんかできないから壊れたりしても放置したままになってしまうんだろうなあ。
おしゃべり好きな母も
おしゃべり好きな母も耳が遠くなって人の話を聞くのがしんどいらしく、娘の私なら言いたい事を言えるから気兼ねをしなくていいらしいけど、夫や近所の人など他人と話をする時は神経を使うらしい。だから、正月の挨拶も辞退しているようで、その気持ちはわからないでもなくて、私もおもてなしが下手だから自宅に誰かを招いてお茶会なんて絶対無理だし、母も来客があればお茶を出し聞こえづらい話を必死で聞いてすごく疲れるのだと思う。集音機を買って渡しているけど他の音も入るから頭が痛くなるそう。
年を取るとできない事の方が多くなってくるから、それでも工夫をして少しでも楽に楽しく日々を暮らす母にはリスペクト。そこは見習わないといけません。
今日は大晦日
今年を振り返って来年の目標を立てる。
なんてゆっくりはできなくて今日もお出掛けしないといけないから嫁は忙しいのです
今年始めたブログに付き合ってくださってありがとうございました。
このブログを読んで下さった皆様に幸せがいっぱい降るようにお祈り申し上げます
今日はこれにて
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