一夜限りの自由

日々のくらし
霧と共に消える自由

昨夜は、夫が実家で泊まりだという滅多にない自由な一夜が過ごせるはずだったのに

「早く終わった」と夕方帰ってきた。

早く終わろうがどうしようが、実家なんだからなぜ泊まって来ない?

私の無駄になった労力

朝の5時から、カレーとキュウリの酢もみを作ったのも、今日はこれで後は台所に立たなくて済むと思ったから張り切って作ったのに、のこのこと帰って来た。

喜んだのはバロンだけ。

夕飯は何も作らないと決心していた私は、冷凍のカルボナーラをチンして食べるつもりだったのに、夫が帰ってくることにより、自由も奪われ晩御飯の用意をしなければならなくなった。

かと言って材料なんか買ってないし作る気なんかさらさらないから、夫には冷凍ラーメンを用意した。冷凍ラーメンだって、ネギを刻んだり食器を出して盛り付けてそれをまた洗わなくてはいけない。水やご飯を盛り付けたり漬物を出してお茶も入れなくてはならない。

その動作をしなくて済むはずだった夜なのに全て普段通りに労力を使わなくてはならなくなった。所詮私は囚われの身。自由なんて簡単には与えてもらえないみたい。

夜、姑から電話があった「カレーをありがとう」

まっいいか。

続けるということ

今日、定年を迎える友人がいる。

彼女は育児をしながら、勉強をして看護師になった。看護師ってとてもシャキシャキした少し気の強い使命感に溢れた人がなるものだと勝手に思っていた私はその職業を選択した友人に驚いた。

彼女は読書家で、物静かでクールで、静かな平和をこよなく愛するタイプだったから。

でも、看護師を選んだ。

命と向き合うというとても特殊で大変な仕事だろうに、家庭と両立しながら、最後までやりきって今日を迎える。

続けることの難しさは、根気のない私には語れないけど、彼女は仕事の大変さや人間関係や家庭との両立などで悩み苦しみながらも今日まで頑張ってきたと思うからリスペクト。

少し休んでから、再び仕事に就くという。

退職したら、今まで遠慮していた私はいっぱい誘って遊びに行けると思っていたのに残念。

中学生からの付き合いで、何もかも知り尽くしているつもりだったけど、お互い結婚をして距離ができてきてしまうと、学生の頃のような付き合いも会話もなくなってしまった。

それを埋めたかったけど、家庭を持つと家族以外の人との結びつきはいつまでも続けるのは女子には難しい。

それでも、滅多に会えなくても、会えばあの頃に戻れるから、その時間を大事にしながらこれからもお付き合いができるといいな。

看護師さんという職業は、病気で不安な患者さんに寄り添うという特別な仕事でもあります。病気で不安な私たちにとって、とても必要な存在です。

看護師さんの「大丈夫」という言葉や笑顔がどれだけの安心と癒しになるか。

看護師という職業を選び、患者さんのために家族のために働いてきた彼女たちには感謝の気持ちでいっぱいです。

お疲れさまでした。ありがとう。

 

 

今日はこれにて

 

 

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