初めての演劇

日々のくらし
演劇鑑賞

今まで演劇というものを観賞した事がなかった。

今回機会があったから、初めて演劇の世界に触れてきた。

演者さん

「じんぜんじゅカフェ」のマスターも演じると聞いていたから気になっていたけど、関西行きですっかり忘れていて、引き出しから出てきたパンレットを見て、スーパーに行く予定だったけど、急遽高知県立美術館へと向かった。

この前のよう強風はなく穏やかな晴天だったから、緑の多い県立美術館は気持ちが良かった。

他の催しものもあり日曜日だから、親子連れなども多く見られた。

家を出る前に、当日券があるかどうかを問い合わせてから行こうかとも思っていたけど、席がなかったら他の催しものを見てもいいと思い行って、受付で聞いたら席はあるとの事だったので入場券を買って少し時間があったから、館内の売店などを見て回った。

美術や芸術の良さはわからないから、直感的に見て「すごい」とか「変なの」とか簡単な評価しかできない私はブラブラと玄関ホールに展示している作品を眺めていた。

私には造ったり描いたりはできないからなのか、そのすごさも伝わらない。

でも、昨日美術館内の受付前に展示されていた作品は大きさもさることながら色鮮やかで、どの角度から見ても不思議な形のオブジェだった。要は「好き」か「嫌い」かの判断で決まる。その作品は「好き」に当たる作品だった。

開演

入場時間が来たから、受付に戻ると列ができていた。それに並び中に入って席に着いて様子を見ていたら、ほぼ満席ぐらいにまで人で埋まった。

開演まであと少し時間があるから、退屈しのぎにパンフレットを見たり隣に座ったご婦人と話をしたりしているといよいよ幕が上がった。

先にパンフレットでストーリーの予習はしていたけど、実際観ていると内容が難しくて、演劇初心者にはハッキリ言ってわかりづらかった。

主人公の男性の妻が妊娠をしたけど、出産前に子供を亡くした。数年経ってからその子供と異次元の世界で出会うという主旨の話だと思う。

話の内容がはっきりしないまま演劇を観ていたら、ストーリーよりは演者さんに注目をしていた。

それぞれの役を持った演者さんがその役の人になりきって演じている。その姿が輝いて見えた。

(演じる事が好きなんだろうなあ)なんてぼんやりと考えながら目の前でお芝居をしている役者さんの一挙手一投足を観ていた。

普段テレビや映画などで観るドラマと目の前で演じているお芝居とは全く違っていて、舞台は近いからリアルで見える。そこが舞台の良さなんだろうと感じた。一体感が生まれてくるというか演者さんの息遣いまで聞こえてきそうで、一緒にその場にいて目撃者になることができる。手が届く感じ(あー語彙力が欲しい。)

役者さんたちも体を張って演じているのが伝わってくる。

中盤ぐらいにやっと「じんぜんじゅカフェ」のマスターがガラの悪い刑事役で出てきた。

普段カフェで見るマスターそのものだから、演じなくてもいいと思いながら観てしまった。

2時間のお芝居が終わり、初めての演劇を楽しんだ私はロビーで立ってる役者さんたちに挨拶しながら、マスターとは写真を撮って美術館を後にした。「絵描きのマーシー」も来ていたようで、連れの男性2人にTシャツを売っている様子だったから挨拶しかできなかった。それにしても彼とは偶然よく出会う。

昨日の2時間の演劇鑑賞は初めての経験。。

今年の4月は初めてにチャレンジの4月って感じがする。

 

 

今日はこれにて

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