イオンに長年勤めている同級生がいて、そこに行けばいつでも会えたのに、ある日を境にいつ行ってもいなくなった。
いつでも会えるはいつまでも会えると違う
何度も彼女が担当する売場に行って、彼女の姿を探すけどいない。
イオンにしょっちゅう行かないけど、それまではかなりの確率で行けば彼女に会えてたのに、それが急にいなくなったから心配になってきた。
同じ売場のスタッフさんに聞いたら、「休みです」とか「休憩中です」とか言うから辞めてないのは確認できる。でも顔を見たい。
ある日、別の級友から、彼女は親の介護で仕事を辞めたかも知れないと聞いた。でも売場のスタッフさんはそんな風には言ってなかったと伝えたけれど、やはり姿を見ないと不安になる。
彼女とは高校からの知り合い
友達までは進展しなかったけど、卒業後も縁があったのか偶然バッタリと会うことが多くて、それから会話を交わすようになった。
彼女がイオンで勤めるようになって、そこで彼女に会えるから携帯番号なども交換してない。イオンに行けば会えるから必要がなかった。でも会えてたのに会えなくなると心配になってくる。連絡の取りようがないからイオンに行くしかない。
辞めたかもの情報があってから、ますます彼女の姿を探すようになったけどいない。どうしたんだろ。
やっと見つけた
昨日、用事があってイオンにいったら、彼女がいた。
思わず声をかけたら、彼女も嬉しそうに私を見た。
聞いたら、やはり親の介護をしながらの出勤だったようで、前よりシフトが減っていた。だからなかなか会えなかったのがわかった。
でも良かった、元気そうで安心した。
いつでも会えると思うことなかれ。いつまでもは会えないから。
最近、還暦を迎えてから特に思うようになった。
会ってるその時間をとても大事にしたいと思う。次がないかも知れないから。
少し大げさだけど、次があるという保証はどこにもない。
今回は会えたから、これからもイオンに勤めるのがわかったからよかったけれど、もし彼女が介護のために仕事を辞めていたらもうずっと会えなかった。
彼女に会った報告を級友にしたら彼も喜んでいた。やはり心配をしていたらしい。
たまたま同じクラスになって、友人関係でもなかったのに、今はお互いの安否を気遣う級友がいる。その関係が今も続いている。
そしてこれからも続くだろう。
制服を着ていた頃の顔を知っている。そして還暦になった顔も知っている。
こういう腐れ縁も大事にしていけるといいなあ。
今日はこれにて
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