夫の実家

日々のくらし
夫の実家から見た風景

天気が良かった昨日の日曜日

夫の実家へ行ってきた

田舎暮らし

今は、田舎で暮らす事に憧れを抱いている人も多いように思うけど

考えが甘い。

自然に囲まれて、のんびり過ごせると思っていたらそれは大間違い

私は住んでいるわけではないけど、親の生活を見ていたら田舎暮らしがどんなに大変かが伝わる。

若くて健康なうちはいいだろうけど、まずは病院がない。

車に乗れるうちはまだなんとかなるけど、車にも乗れなくなったら具合が悪くなっても病院に通うこともできなくなる。

だから、高知市にいる私たちが、病院に連れて行くとなると、田舎へ親を迎えに行くために我が家から1時間以上かかる。親は具合が悪く不安なのに私たちが迎えに行くまで待たないといけない。

やっと合流して高知市の病院に運ぶ。1時間かけて。

病院に着き、診察をしてもらうまで長時間待合室で待つ。

やっと呼ばれて診察、検査、先生の話を聞く、薬をもらう。

そして再び田舎に1時間かけて帰る。病人にはあまりにも負担がかかる。

そういう事が何度もあったから、田舎暮らしに憧れる若者を見ていたらそのぼんやりと憧れを持つことを止めたくなる。

行政は、IターンUターンなどで補助金も出すから高知へおいでよ、なんて甘い蜜で誘うけど、老後のそういったことまでは面倒見てくれないから。

夫の実家に行った時は

夫の実家へ行ったら、まずは家の周りをチェックして危ない所がないか見て回る。

私が見たところで家の状態などはわからないけど、何かしらチェックしてしまう。動線に道具を置いていたり、ごみが落ちていたりするとつまづいたら転倒につながるから淵に寄せる。

後は、家の周りを撮影

田舎の風景は都会の人工物より映えるからね。

家の中に入ると薪ストーブが焚かれていて暖かい。標高が高いだけあってここは寒い。

部屋の中が散らかっていたから少し片付けて、後はお話を聞く。ほぼ愚痴ではあるけど、聞いてるフリをして何度もうなずく。

嫁のできる事なんてそんなものよ。

 

 

空気も水も周りの景色もとても綺麗で、昨日のような良い天気の日はとても気持ちがいい。

でも、住むとなると災害が起こったり病気になったりした時にとても不安になるから、田舎暮らしはオススメできない。

インスタで知り合った高知への移住者を何人か知ってる。もちろん若い。もちろん将来の不安も抱えている。

この方たちがいつまでこの地にいてくれるかはわからないけど、あまり無理をしないようには伝えてる。

周りには自然の音しかしなくて、人の気配もなくて、とてものんびりできる良い実家だけど、何度来ても何歳になってもどうしても住みたい気持ちにはなれないと思いながら、両親には「また、来るから」と軽い口約束をしてその場を後にした。

いつもこのシチュエーションは後ろ髪を引かれる

 

 

今日はこれにて

 

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