家事にもケガは付き物

日々のくらし
エンドレス家事

今朝、洗濯物をピンチハンガーに干していて、一番目に夫の作業服を干したとたん、引っかけていたピンチハンガーが私の頭を直撃した。

その時、避けようとしたけど一瞬のことだから間に合わない。変に首をねじまげたものだから、頭に落ちたピンチハンガーで頭は痛いし首も痛い。

これは労災だ。

主婦のやる家事は無報酬。誰に感謝されるでなく、主婦がやるのが当たり前の風習にしたのは、過去の女子たち。夫に尽くすのが美徳だと姑に叩き込まれてきて、それが今もなお続いている。

ドラえもんの世界では、もう今頃はとっくに車は空を飛んでいて、食べたいものは自販機のようにカプセルに入ってすぐ出て来る機械が各家庭に備わっている。

大人になったら家事も楽になっているだろうと、期待しながら成長したが、いざなってみると主婦がやっている家事はほとんど変わりない。

家電が増えて、ほうきで掃除をしたり、井戸で洗濯をしなくてよくなったものの、だからと言ってその分の時間が増えているわけではない。増々自分時間が減っているように思う。

明治時代の主婦たちに、今を生きる便利な生活用品が揃っている主婦をどう思うか聞きたい。寒い日に冷たい水で洗濯をするのは辛いと思う。朝も真っ暗なうちからカマドに火をおこしてご飯を炊いたり味噌汁を作るのはしんどいだろうと思う。

でもね、主婦のしんどさの種類は変わっても、量は同じだと思う。

今朝のピンチハンガー落下事故は、夫の作業着が犯人だから、無性に夫に腹が立った。私に非はない、家事をしていたのだから。そういう偶然な自然現象だったんだろうけど、どうも夫が何かしらの力を使って私の頭に落とした気がする。

今日は庭の木を剪定するつもりだったのに、やる気も失せた。

だから、今日も家の用事はやらない。

 

 

今日はこれにて

 

 

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