空も飛べるはず

日々のくらし
テレビでしか観たことのない東京

2ヶ月くらいかけてトレーニングを積み

私は、やっと空を飛んだ

娘家族に会いに行く

娘が関東に移り住んでからコロナ禍になり、会いに行けない私はますます娘家族に会うことなく過ごしてきた。

そんな中、娘が妊娠をしたと話を聞いてから、モヤモヤとした日が続いた。

出産をしても手伝ってやることができない。なぜなら私が駆けつけることができないから。

そんな気持ちが続きながらもお腹の中で孫は成長していく。

結果

いろんな言い訳を探して、行かない選択をした。

無事に出産をして、写真が送られてきて見ているうちに、高知には祖父母が4人もいるのに誰一人からも抱っこしてもらえない孫が不憫になってきた(私一人の思い込みだけど)

花輝で手伝いをさせてもらっているうちに、なんとなく外出の自信もできてきて、なんとなく私でも今なら「空も飛べるはず」なんてスピッツの曲のワンフレーズが流れてきて「よし、会いに行こう」と決心をした。

緊張の塊

東京までは東京に娘がいる友人が同行してくれた。本当にありがたく思う。

彼女と日帰りでの弾丸ツアーを昨日決行した。

行く事を決めてからの後悔たらない。行きたい会いたい、でも、怖い。

そんな想いがクルクル回る日を過ごしながら、東京へ出発の日が来た。

飛行機での一番の不安はやはりめまい。

首には固定するサポーターを巻き、耳栓をしての搭乗。めまいの状態を脳がインプットしているから、実際めまいは起こってないのにそういう症状が出るからたちが悪い。

フワッと機体が揺れる時には、同じ様に脳が浮いた感じでクラっとした時があったもののなんとか東京に着くことができた。

4年ぶり

婿が空港まで迎えに来てくれていて、友人も娘と合流をしたから、それぞれが目的地へと向かった。

思わぬ婿とのドライブデートとなり、ベイブリッジを通り、スカイツリーを見ながら車の中で話も弾みとても楽しかった。

空港から1時間。

「ここですよ」と言う婿の指先に、娘から送られてきていた家の写真と同じ玄関がそこにあった。

移動と緊張で疲れ果てていた私は、4年ぶりに会えた娘と感動の対面もなく、簡単な挨拶をして娘が抱っこしている孫をひたすら凝視していた。

生まれてちょうど1ヶ月と2日経った孫を抱っこした写真を撮って、何人かに報告のLINEを送ったりしていたら、4年生になった孫娘が学校から帰ってきた。

当たり前なのに、4年も経つと子供はこんなに大きくなるのかと驚き、背が伸びてお姉ちゃんになった孫娘をこれまた凝視してしまった。

孫娘の部屋に行き、孫娘が集めているかわいいグッズなどを見せてもらいながら学校や勉強の話をして、写真も撮ってから娘家族とたわいのない話をして3時になったから空港へ出発した。

3時間の滞在だった。

会うのは嬉しいけど、別れる時がものすごく辛いから、別れのその時間はとても嫌い。だから一緒に過ごす時間は短い方が私にはいい。会ってる時間が長くなるほど別れの辛さも大きくなるから。

手を振る娘と孫を目に焼き付けながら、娘たちの家を後にして、婿が運転する車で空港に戻った。

婿とも別れ、友人と合流して高知へ向かう飛行機に乗った。

すっかり暗くなった東京は人工の明かりがとても綺麗だけど、それがかえって寂しい。

次はいつ会えるかわからない娘家族を想いながら、高知へ帰った。

 

 

還暦の目標をクリア

ミッション成功ということで

今日はこれにて

 

 

1年分歩いたから足がだるい

 

 

 

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