立春

日々のくらし
17回忌のお使いの帰り道

立春の日

私の父方の祖父の17回忌で

内輪だけで法事をとり行う予定だったけど

両親も叔父夫婦も高齢でお寺で座るのはキツイ

だから、法事そのものはキャンセルをして

私は祖父の位牌を持って

寺を訪ねました

今までの行事も変化をしていく

これまで冠婚葬祭やイベントを始め、それぞれの行事が行われてきたけれど、コロナ過もあって自粛されてきた昨今、コロナ禍以外の理由で縮小や中止になるものもあります。

原因は高齢化と少子化

私が子供の時は年がら年中、両親や親戚や地域の人たちが、何らかの行事をしていて人が集まっていたような記憶があります。

その大人たちが年を取り地域の子供が減っていくから、後を引き継ぐ人がいなくなり地域の行事や参加する人たちが減っていきました。

冠婚葬祭もそう

法事は1回忌3回忌7回忌と始まり、100回忌まで13回の法事があります。子や孫からそのずっと下までが続けていく事ができればいいけど、ハッキリ言って不可能になってきた時代。それらのお祀りごとも負担になってきています。

実家の母から、近所に住んでいる叔父夫婦と孫に当たる私たち姉妹とで簡単に最後の法事をお寺で行うという連絡を受けたけれど、寒い日が続くし叔父も体の調子が良くないと聞いていたし、法事前の準備(花やお供え物の購入)を母がやることになるから、その負担も考えて法事そのものをキャンセルをしたらと提案しました。

お寺での法事はキャンセルできたけれど、お坊さんが位牌に(言い方がわからないけど)お経を読んで下さると母から聞いたから、位牌とお金を持って行くというお使いを私と妹が引き受けてお寺に行って来ました。

伝統を続けるのは難しい

時代が変わると事情も変わってきて、葬祭も簡略化されてきています。遠方に行った家族は墓参りさえもできず、墓じまいをして永代供養に切り替えているとテレビで観ました。

地域のお祭りも子供や後継者の減少で田舎の方からどんどん減ってきています。

時々、私が子供の頃のお正月やお盆、地区の運動会や神祭などを思い出しますが、とても華やかでとても賑やかでとても楽しみな行事だった。

そういったワクワク感は私の子供たちはうっすら覚えているようですが、孫は知らずに育ちます。

残念で寂しいけど仕方のないことなんでしょうか。

せめて私の記憶から引き出して孫に伝えましょう。

 

 

 

 

今日はこれにて

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