緊張していたけど(昨日の続き)

日々のくらし
愚痴

昨日は朝から緊張をしていた。姑の病院に面会に行く予定だったから。

嫁の務め

姑は私にとっては気が重い存在。

やはり嫁と姑の関係はどの時代もギクシャクするようで、結婚をしたらもれなく姑が付いてくるなんてねえ、いくら別世帯だとしても、年間行事に参加をするのは嫁として当たり前の私たち世代、結婚をしてかれこれ40年間、さんざん嫌な思いをしながら言われながらなんとかこなしてきた。

そんな思いが積み重なっているから、姑とかかわる時はとても気が重いのである。姑は悪い人ではないけど、愚痴の話がくどい。

自分の娘や息子に電話をして愚痴を言って最後には私にまで電話をかけてくる。緊急だといけないから出るけど、違う、今まで緊急の連絡がかかったことは一度もない。愚痴を言いたくて、自分の言っていることに賛同してもらいたいがためにしつこく、くどく、延々と同じ愚痴を言う。うんざり。

そんな姑だから、10分だけの面会だけなんだけど、とても朝から気が重かった。

いよいよ面会

病院で面会へのややこしい手順を踏んで、やっと看護師さんが姑を連れてきてくれた。

背中を骨折した姑だけど、昨日の午前中には腰に巻くコルセットか完成をして装着していた。

弱って泣きでもしたらどうしようかと思っていたけど顔色も良く、愚痴は話さず、当たり障りのない会話が進んだ。

10分の面会だから、私たちが帰る頃に寂しがって泣いたらどうしようかとこれもまた案じていたけど、なんてことない自分から立ち上がり、私たちの存在がなかったかのように、さっさと部屋に帰って行った。

取り残された私は、ずっと重荷になっていたこの面会があまりにもあっさりと幕を閉じたから、とても都合はよかったけど、拍子抜けしながら病院を後にした。

すぐに妹たちにグループLINEをして、思ったりより元気そうで安心したと送ったら、末っ子の妹からは、看護師の愚痴の電話をひっきりなしにかかってくると返信があった。案の定、娘たちには愚痴の電話をしているらしい。

私には姑からの電話はない。着信拒否をしているから。

もう、姑にどんなに尽くしても、嫁はいつまでも嫁で、尽くすのは当たり前だと思っているから報われないのである。

姑に付き合う時間なんかもったいないし、そんな時間があったら他に回したいから、愚痴を聞く30分の時間を削るために着信拒否をしている。

あの様子だと病院もそんなに長くは置いてくれないから、1週間ぐらいで退院になるだろう。

妹の話によると義理の父は伸び伸びと過ごしているらしい。

いつも、グチグチと父に怒る姑には父もいささか疲れているらしく、しばらく入院をしていてほしいと言っているらしい。

それが、みんなの本音である。

姑がまだ若い頃、近所のおばさんが再々愚痴を話に来るからうっとうしいと私に愚痴を言っていた。そして「私は歳がいってもあんなにはなりたくない」とも言った。

あれから40年

姑も立派に引き継いでいる。

だから、私は言わないでおこう「あんなにはなりたくない」って

これは、代々引き継ぐものだろうから、私が愚痴をこぼさないという保障ができない。実際こうやって私も愚痴っているから。

 

 

今日はこれにて

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました