義父母のこと

日々のくらし
誰にも来る老い

昨日の朝、仕事へ出掛けている夫から電話があり、義父の具合が悪いから病院へ連れて行ってくれとのこと。

私は私で予定があるのに、夫にはあと2人の妹がいるのに、こういう用事は仕事をしていない私に指示がくる。

夫の実家は我が家から車で1時間かかる。30分ぐらいは普通の道だけど、あとは信号なしの山と川を沿いながらのクネクネ道だから、私にはとても負担がかかる。

義父は4年くらい前に山でバイトをしていて首の骨を折ってヘリで運ばれ首にはボルトが入ってる。今回も首が痛くて頭痛がすると言ってるから心配ではある。

それにしても

撮影で出掛けるならいいけれど、夫の実家に行って義父を連れて30分の距離を戻ってかかりつけの病院へ運ばなければならない。検査の結果によったら頭痛の原因を探りに高知市内の病院へ行かないと行けなくなるかも知れない。

いろんな想定をしながらかかりつけの病院へ連れて行ったら、検査結果は首の骨は大丈夫だと言われ、注射を打ってもらって薬の処方をしてもらい診察は終了。

義父はリハビリもやっていくと言い出したから私は仕方なく待機。その間に家にいる義母に結果を伝える。

リハビリも終わり会計を済ませて処方箋が出たから、義父を院内に待機させて私は院外の薬局に走る、走る。

やれやれひと安心して注射が効いてきて体も気持ちも楽になった義父は、買い物をすると言うからスーパーに寄る。

刺身が好きな義父は刺身コーナーに直行して選んでから、義母の昼御飯をカゴに入れ、私にも欲しいものを入れなさいと言うからおいなりさんや夫用の菓子パンを入れて会計する。

早く帰りたい私はスーパーから30分かけてクネッた山道を安全運転で戻った。

最近はパトカーをよく見かけるけど、今日も何台かとすれ違った。仁淀川沿いをパトロールかドライブか知らないけどうっすら笑いながら運転している警察官に少し腹を立てながら、義父の愚痴を聞いて帰路に着いた。

これで、私も帰れると思っておいなりさんを食べてたら義母が先日手続きをした福祉関係の人が話をしに来ると言うから、想定外の展開になってきたけど泣く泣く待機していたら、ケアマネ、デイの担当の方、福祉担当の方が来てそこへなぜか別枠で父の補聴器を調整に男性も来て、もうワケわからないくらいわちゃわちゃしながら、介護施設の役割やメニューなどの話を聞き、介護保険関係、福祉施設を利用するにあたって約束事の書類へ署名など他にも山のような書類に義母と私の住所氏名の記入捺印をした。

今度こそ私の役目は全て終えたから、タイムリミットが来たからと言って、義父母の事は介護担当の方に任せて夫の実家を出た。

3時前だった。帰宅予定より2時間オーバー

せっかくだからこの際、帰り道にインスタでコメントのやり取りをしているイチゴ農家と、道の駅のケーキ屋さんに寄って写真を撮らせてもらって帰った。

今回、義父の病院だけでなく、義母の介護関係の手続きもできたから私が行って正解だった。

年老いた親を連れるってこういう事、長男に嫁ぐとはこういう事なんだとつくづく痛感した還暦の1日でした。

 

 

今日はこれにて

 

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