義理の両親

日々のくらし
リハビリ病院から見た景色

昨日、姑が入院している病院の主治医に呼ばれて行っていた。

骨折の診断でリハビリセンターに入院しているけど、タイムリミットが近づいてきたから、退院後の相談をするのが本題。

出席者家族は私と舅だけ。

舅は田舎から末っ子が連れて来ていた。

個室で待っていると、主治医と姑が入ってきた。主治医も年配者(失礼)だから、3人を見ていたら誰が医者かわからない(冗談)

主治医からの現状の姑の様子を聞いた。続いて、夫である舅の生活の様子を聞かれた。

舅は耳が遠いから、日本語なのに私が通訳をする。

舅はハッキリと、妻を家に連れ帰って自分が面倒を見ることはできない、と訴えた。

姑の認知は進んでいる。夜に就寝してからのトイレの回数が7から8回だという。歩行がまともにできないから、その度に介助が必要になってくるから、家での介護は誰にもできない。

そんな話をしていたら、途中から「帰りたい、寂しい」と姑が割り込んで訴える。

姑の訴えてる言葉は舅には届かないから、姑を私がなだめる。

1時間ぐらいは話しただろうか

主治医は、長男である夫からの「実家に帰したい」という希望を気にしていたが、その後すぐに「口は出すけど、手は出さないタイプですか?」と聞くから「その通りです」と私は大きな声で応えてしまった。

夫は母親が電話をしてきて何度も「帰りたい」と言うから、「早く帰れるようにする」と言っている。

昨日だって、実子が行って話を聞くべきなのに、3人もいて誰も来ない。末っ子は勤務地だから同席できないのは仕方ないとして、他の二人は仕事を理由にして私に押し付けてきた。

この件(義理の両親に対する三人の子供たちの態度)に関して言いたいことがいっぱいあるけど、割愛。

長い話が終わって、退院後は姑を施設に預けるという結論だけを主治医に伝えて解散をした。

舅は田舎から半分ぐらいの距離まで車で来ていたというから、そこまで私が連れ帰ることにした。

車で少し走ってから、急に舅が、「めまいがする」なんて言うから渋滞の信号待ちで身動きも取れず焦った私は「ゆっくり深呼吸して、お茶を飲んで」と言ったら従った。舅はすぐに落ち着いたらしく、妹の家まで戻るかと聞いたら、このまま自宅へ帰ると言うからそのまま進んだ。

途中でコンビニへ寄って、スポドリやカステラを買って父に渡したら、それらを口にした。

緊張と、軽い熱中症になっていたのではないだろうか。ラッシュの中、無事に目的地へ着いた。

スーパーの駐車場に止めていて、食料の買い物をして帰ると言うから、私も付き添って買い物も済ませてもう一度めまいを確認したら大丈夫だというからそこで別れた。

軽トラに乗り込み出発する舅を見届けてから私も帰路に着いた。もう五時を過ぎて薄暗くなってきていた。

私自身の両親もいる。

合わせて4人の事を決めていかないといけない。

今の私には、体力的にも気力的にもとてつもなく重い荷物である。

この4人たちが若い頃は、「子供に迷惑だけはかけたくない」とよく言っていたことを思い出しながら今日はこれにて。

 

 

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