言い訳ができない

独り言
まだ先は長いようです

先日のニュースで

マレーシアの元首相が

97歳で出馬するとの事

調べたらマレーシアの首相の任期は5年

当選して任期を全うしたら102歳

考えるだけで、なんだかワクワク

やっぱり「もう年だから」は通用しない

体力や能力での衰えは仕方ないけど、ここ最近の高齢者の活躍を見ていたら、還暦がどうだのこうだのと騒いでる自分が恥ずかしくなります

世の中には高齢でもいろんな事にチャレンジして、いやチャレンジって言葉は失礼かも知れない。時代の流れに沿っているという方が正解なのかな

ここは語彙力のない私が解説するのはおこがましいけど、まあいいや私のブログだから

話戻して、今を生きる高齢者はパワフル。いろんな逆境を乗り越えて、今の日本を造ってきた方たちだと思ったらもう頭が上がりません

私が好きな高知新聞の「声ひろば」に投稿されている高齢者の方たちの話はいつも勉強になります。

そこで、今日も9月17日付の新聞に投稿されていた90歳の女性の記事を紹介します

久しぶりに数人の友人と食事会に出かけた時の事。みなさん90歳前後の方で、戦争や食糧難などの苦労や難儀に耐えて弱音を吐かずにきたけれど、このコロナ過では少々こたえたそうです。日課の散歩もできなくなり外出もままならず「2年余りに及んだ蟄居閉塞(ちっきょへいそく)?はさすがにこたえたらしく、それが表情にうかがえました」(原文)

「蟄居閉塞」とは<時代劇>調に言えば「蟄居閉塞、出仕に及ばず」 要は<自宅謹慎>をして<城への登城>を禁ずる、ということなのですが、今で言えば外出を控え仕事も自宅でというようなお願い要請。

コロナ過だったので、友達に会えることもなく家に引きこもっていた間に自分を見つめ直したそうで

「体はどうしようもないが老人特有の思い込みは捨てるようにして、日々起こることをできるだけ広い視野でとらえ、当事者の立場に立って考え、心を寄せることの大切さを今さらながら痛感させられました」(原文)

とても強い方だと思います。大戦を生き抜いて戦後の厳しい日々を送り、今に至るわけですから強くならざるを得ない人生だったと想像がつきます

私たち世代は、日本の高度経済成長期に生まれ、外国からたくさんの物が入ってきて、物心がついたころにはテレビや電話もあって、そんな中成長して今に至るのですが、平和な時代に青春時代を送れたからこの女性たちと比べたらとても幸せな世代だと思います。

大変な時代に人生を送るのと、私たちのように平和な時代に育った世代には90代の方たちの大変さはわかりません。でも、そういう事があった事実を知るのは大事。いつも言っていますが、こうやって新聞の記事を通して知ることができるから、歴史の本より参考になります。当時の女性の気持ちを伺えますから

「そして今現に90年を生きていること自体が何物にも代え難い貴重なことだと感謝の気持ちでいっぱいです。(中略)各人が持っている想像力はどこまでも自由で無限です。高齢者にとってはとても力になると思い、この想像の翼を広げれば広い世界へも飛べます(原文)

この語彙力、すごいと思いません?想像の翼を広げれば広い世界へも飛べます、なんてフレーズは思いつきません。こうやって私が毎日書いているブログなんて本当に恥ずかしくなる

 

あまりにも90代のパワーに圧倒されたので、そろそろ締めないといけないけれど、言葉がでてこないのです。日々勉強&修行。毎日を大切にしながら長く人生を繋いでいく事も偉業と呼べるのではないかなと思った次第です

 

年だからという言葉は通用しません。何歳になってもスタートが切れるらしいです。やるかやらないかの違いだけのようです

 

 

さあ、あなたはどうしますか

 

 

私はどうしよう。旅路は続くけど

 

 

今日はこれにて

 

 

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