土・日・祝は人出も多いしコロナだし
お出掛けするのは平日
だから、週末が近寄るとなんだか焦って
お出掛けしないといけないスイッチが入り
天気がいい日などは出かけます
夏に行ったけど、秋の顔を見に行く
旧鏡村へ紅葉を期待して行ったけれど、それらしき色の景色はどこにもなくてやはり今年の秋は暖かいからなのか、紅葉しないまま落葉する木が多いように思えます。青空はどこまでも青く山の緑も濃くてダムの水は深い緑で、紅葉があれば言う事なかったけど、なくても綺麗な景色は堪能できました。
夏に行った時は初めての場所だし勝手もわからなかったのでダムの近くからは撮れませんでした。
今回はどうしてもダムを近くから見たかったので前回チェックしていた公園側からダムの正面の方に行ったのです。行ったのはいいものの公園からダムの正面に行くまではずっと下に降りなければならなくて、濡れた落ち葉がぎっしり敷き詰められた長い坂道を降りて行くのに苦労しました。
足を踏ん張りながら必死で降りて、正面近くに着くころは足もガクガクしていたのでダムの事はどうでもよくなっていたけど、目の前に迫る巨大なダムを見たら元気が出て来たので、インスタ用とブログ用と動画用を撮影しました。
何でも大きな人工物を見たらなぜか興奮する。人の知恵と労力で出来上がった物を見たら感動さえ覚えてリスペクト。
人間って、自然を壊して自分たちの都合のいいように便利を求めてこんな物を造る。それはいかがなものかと思うけど、こんな巨大なものを目の前にして見ると関心はします、人間も大したもんだとね。
冒険心はそこそこにしないといけない
せっかく来たのだからと、夏に行ってない場所に行こうと思い立ち「平家の滝」という名前の滝をイラスト地図でチェックしていたからダムを離れてそちらに向かう事にしました。
私が撮影場所に選ぶのは人がいない所。
この鏡村もほとんどが山道で道幅は狭く「ポツンと一軒家」の番組にでてくるような険しく暗い道が多いです。そしてこの「平家の滝」はこれまで行った中で一番不気味さを感じた場所でした。
鏡ダム周辺は民家も多くて道路も広いけど「平家の滝」へ行くにはそこから山の方へ入って行き道は狭くなり、そのうちに舗装されていないガタガタ道になり、進むにつれ木々で覆われ暗い道になっていく。地図で見る限りでは簡単に行けそうだったのに。
小さく古い案内板通りには進んでいるから道としては間違ってはないだろうけど、どんどん暗い山に入って行くから何度引き返そうと思った事やら。でも車を回すスペースもないぐらいの一本道、進むしか方法がないのです。
それでもやっと着いて(ダムから20分ぐらい)せっかく苦労して来たのだから撮っていこうと車から降りたけど、本当に人けがなくてそれなりの座るベンチやちょっとしたテーブルなどもあるけど、長い間誰も来てないだろうなと感じられるぐらい傷んでいる。なんとなくイヤな気配を感じながら水の音の方に進む。早く撮ってここから逃げなければ、なんて思いながら撮った写真です。
なんとなく重い何かがずっとつきまといながらも動画を撮ることができました。写真はこの2枚だけ。すぐさま遠くに停めてある車を目指します。車まで戻った時の安堵感が今も蘇ります。
帰ってきて「平家の滝」を調べたら
2段になって落下し、落差は30mほど。源氏に追走され、平家の落人がこの滝壺に身を投げたという伝承が名の由来。近くにある貴船大明神(四十八社、瀧神社)は、雨乞いの神様ですが、滝壺に身を投げた平家の落人48名を祀るという伝承が。
重かったのはこういう事があった場所だからというのがわかって納得。近づくのはやめておいた方がいいようです。
私の冒険は続きますが、「平家の滝」のように忘れられたような観光地へ行くときは要注意。不測の事態が起こっても誰もすぐには駆けつけられない場所だから。
今日はこれにて
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